シーリング工事はどんな作業を行うの?
シーリング工事は建物の隙間を埋める作業のことです。
ただ隙間を埋める前の準備工程も色々とあります。
シーリング材の撤去やバック詰め、プライマー塗り、ガン打ち、テープ貼りなど。
経年劣化が見られる建物に対しては、すでに劣化しているコーキングを剥がす作業が必要です。
専用工具を使わないと手で剥がせるものではありません。
引っ掛けて内側にはがすように取り外していきます。
取り外した後にいきなりシーリングを注入しても、密着性に乏しくないため、必ず洗浄を行ってシーリングの密着性をキープしてから施工を行います。
シーリング材は最初は接着剤のような素材になっていますが、時間の経過と共にゴムのように柔らかい素材に変化し、最終的にしっかりと固まります。
その間、手で触らないように養生を行い、しっかり乾燥時間を保ちましょう。
一技ではこういったシーリング工事を専門に行っています。
なかなか専門業者も少ないので、シーリング部分のみを損傷した場合にとても多くのご依頼を頂きます。
時代の変化とともに建物の耐久性などがアップしていますが、それでもどうしても外壁材のつなぎ目などが経年劣化により損傷することはあるので、なくなることのない仕事といえるでしょう。
2023.05.19